プロジェクトコード名:インフィニティ

滋賀県米原市(関西地方)に位置するプロジェクト・インフィニティは、50MW / 100MWhの蓄電容量を有する、日本における初期の大規模蓄電システム(BESS)プロジェクトの一つで、現在開発が進められています。

所在地: 滋賀県米原市(関西地方)

容量: 50 MW / 100 MWh

運転期間: 約20年

技術: リチウムイオン電池モジュール

ステータス: 開発中

商用運転開始予定: 2028年1月

Project Infinity, Manoa Energy, BESS project, Japan

概要

プロジェクトコード名:インフィニティは、滋賀県米原市で開発する50 MW / 100 MWh規模の特別高圧系統用蓄電所(BESS)です。本プロジェクトは、関西電力送配電エリアの信頼性向上に、再エネ電源の発電ピーク時に充電し、需要が高まる時間帯に放電することで、電力需給バランスを合理的に調整することで貢献します。本蓄電所の運用で再エネ電源の出力抑制の軽減にも寄与可能です。

開発状況

マノア・エナジーは、プロジェクトコード名:インフィニティを開発初期段階で取得しました。これまでに達成した主な成果は以下のとおりです:

• 現段階に必要なすべての開発許可および系統連系許可を取得

• 米原市開発事務所の環境および緑化ガイドラインとの整合性を確保

現在は、目標とする2028年1月の商用運転開始に向けて、調達、系統調整、建設計画の最終化に向けた作業を進めています。

地域との関わり

本プロジェクトの概要のご説明および地域の皆様が懸念を抱かぬよう意見交換会を実施しました。マノア・エナジーは、今後も開発プロセス全体で地域の皆様との対話を真摯に継続し、透明性のあるコミュニケーションに努めてまいります。

マノア・エナジーの役割

マノア・エナジーは、用地取得、許認可取得、関係者調整といったあらゆる開発段階を主導しており、今後も商用運転開始に至るまで、建設および引き渡しのマネージャーとしてプロジェクトを推進していきます。プロジェクト・インフィニティは、地域ニーズや制度的枠組みに適応した、実効性の高い蓄電プロジェクトを実現するマノア・エナジーの開発力を体現するものです。

主なマイルストーン

2024年9月 :用地取得

2025年1月 :系統連系預託金支払い

2025年3月 :用地準備完了

2026年1月 :蓄電所詳細設計完了予定

2027年1月 :NTP(着工許可)取得

2027年3月 :基礎工事完了予定

2027年8月 :BESS納入

2027年11月 :変電設備および系統接続線の設置完了

2027年12月 :系統連系

2028年1月 :試運転開始

2028年2月 :商用運転開始(COD)

2029年1月 :プロジェクト譲渡